コラム
















○レポート

 大学によってこれほど違うものはありません。
@文字数・・・1単位2000字前後のところもあれば、2単位2000字前後のレポートもあって、少ない方が楽でしょう?その分、採点が厳しいと思いますのでどちらがいいか一概には言えません。
Aワープロ可/不可・・・どちらにしても下書きはパソコンを使っている人が多いと思いますので、ネット提出が楽でいいでしょう。コピーが横行してしまうので手書きが多いのだと思います。
B返却期限・・・一番の問題はこれでしょう。某大学は1〜2年返さずに裁判になっていましたし、また別の大学は「受理していない」がやたら多いとの書き込みがあります。大学名やパンフレットだけにだまされず、掲示板やSNSを参考に実際の状況を知った方がよいです。













○科目終了試験

 直接単位に関わっているので、これも非常に重要です。
@会場数・・・多い方がいいです。特に地方に住んでいる方にとっては、受験するだけで万単位のお金がかかります。どうしても主要都市になりますよね。
A実施回数・・・年間6回くらいあるといい方ではないでしょうか。どうしても初年度は1回目を受けることができないので損になります。日大は年4回ですが、初年度1回目はダメなので年3回しかありません。つらかった。
B過去問・・・情報交換してもらうしかありません。持ち帰り可のところもあれば、不可のところもあります。
Cネット受験・・・できる大学もあるとかないとか、詳しくは知りません。












○スクーリング

  昔は夏しかなかったのかな?でも今はいろいろあるようです。GW、夏、秋、年末、昼間、夜間、週末などのほかに地方スクーリングもあります。卒業するためには25%の単位をスクーリングで取得しなければいけません。
  ただ免許だけを目指す方にとっては、受けなくてもいい場合があります。別表4で国社数を目指す場合はレポート+科目終了試験でも問題ありません。免許を取得するために実技、実習、会話等が必要な場合は、そのスクーリングを受けなければいけません。
  その昔、2週間のスクーリングで特にきつかったわけでもないのに、5キロも痩せてしまった経験があります。












○メディア授業

 インターネット回線を通して受ける授業です。決して双方向テレビ会議システムのようなものではなく、Web上でマウスをクリックして進んでいく簡単なシステムで、最後に試験があるといった感じです。
 試験官もいないし、時間制限もないので理解度確認試験のような感じです。日大の場合には2ヶ月に及ぶ長丁場なので大変です。ほかの試験と重なりギブアップしそうになったことがあります。














○通信教育部のホームページ

 どこも丁寧で見やすく作られていると思います。大学によっては、在学生はログインして試験を申し込んだり、単位取得状況を確認したり、掲示板に書き込むこともできたりするところもあります。逆に全くアナログ的な大学もあります。
 日大のサーバは使いやすいのですが、非常に重い。途中でページが表示できなかったことも、しばしばありました。こういうサーバに関わるお金は2〜300万円くらいすぐにかかってしまいます。なかなか導入は難しいんでしょうね。
 しかし、HPに全く情報を載せない大学があることを忘れてはならない。某大学とか・・














○楽できる裏技1(日大英語免許取得)

 通信+別表4で免許状を取得する際に簡単な科目とそうでない科目があります。理由は、自宅だけで取れる教科があるからです。例えば、国社です。これらは特にスクーリングを必要ありません。しかし、実習、実験、実技、体験、コミュニケーションといった科目がある教科は、これらの単位をスクーリングで取得しなければならないため、簡単に取得できません。
 前者のように科目等履修生で入学して1年で取得可能なケースもあります。しかし、後者の場合は、ほとんどが正科生でしかで取得することができません。ですから通常は無理なのです。
 しかし、日大の英語だけはそうではありませんでした。実は私もその情報を聞き、07年04月に科目等履修生で入学し、取得できました。結局1年半かかってしまいましたが、それなりに満足しています。

 















○楽できる裏技2(免許更新)

 新教育職員免許法がH21年04月より施行される。これにより、現教員及び教員を目指す方に免許状の更新が義務づけられた。
 よく読むと「有効期間の満了の日のうち最も遅い日までとする」とされているので、有効期間満了の直前に免許状を追加か格上げすれば免許更新の講習を受けなくても済むということである。つまり、9年半ごとに別表4で中2種、別表8で隣接の最小数単位を取得すれば、講習を受けなくてもよいということになる。 
 もう一つ問題があって、いつから10年というのが見解の分かれている。免許状を取得してから10年なのか、免許資格を取得してから10年なのかである。このあたりは教育委員会の判断によるのではないかと思う。
 たぶん、前者になるのではないかなとは思っています。  こんな裏技を紹介しましたが、もっとも教員に勉強をさせたいというのが一番の目的だろうから、これもありなんでしょうね?

 








○理科の教員免許状

 このHPを作るにあたり、いろいろ知識が増えていったのですが、理科の教員免許状を取得するのが大変だとわかりました。理由は各科目で実験があり、通信では取れないから。また、夏季集中講義や免許講習もなく、単位が取れません。単位を取り損なった場合には、留年してでも免許を取っておいた方がいいでしょう?